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ガスライティングの予防と対策

ガスライディングのターゲットになった被害者のまわりには、常に犯罪者、協力者が監視しています。被害者の位置情報、写真や映像による外見や行動データは犯罪者・協力者間で共有されており、モバイル端末で常に確認されているため、被害者が移動しても短時間に近隣にいる協力者や犯罪者が現れます。

 

一旦はじまると完全に止むことが少ないと言われるこの犯罪ですが、少しでも被害を少なく、軽減するために有効といわれている方法はいくつかあります。

無視する

 ・目を合わせない
 ・気がつかないフリをする
 ・犯人・協力者を探さない、目で追わない
 ・被害について考えず、他のことを考える
 ・被害について話さない

ようにして、放置できる程度の被害は忘れてしまうことです。
何をしても効果がなく本人が気にしていないことがわかると、効果がないと判断され回数や程度が軽減する場合があります。

 


証拠を確保する


 写真、音声、映像
 証明書できる文書・証書・領収書
 電話やメールの通話履歴とやりとりをのメモ

など証拠として提示したり、第三者に相談する際に重要な手がかりになることがあります。

ガスライディングの被害を受けている人は、身の回りの物が常に危険にさらされているため、証拠に値するものは特に気を付けて管理しておくと役に立つ場合があります。

 


第三者、外部機関に相談する


残念ながら、警察や弁護士、司法関係機関でもガスライディングの被害の相談や捜査依頼に応じないことが多いようです。

日本の刑法やストーカー規制法では、男女間のトラブルによるストーキングやつきまとい、迷惑行為に限られており、ガスライディングは対象から外れています。

​東京都など一部の自治体では、より幅広いストーキングやつきまといを規制する動きが見られていますが、多くの地域では
この犯罪はその他の刑法・条例に該当する範囲でしか取り扱われていません。


その他の被害に適応できる場合、例えば

 ・迷惑行為の事実が認められる証拠がある被害

 ・刑法・民法・消費者基本法/契約法/安全法
  個人情報保護法など、他の法律に適応できる被害
 
などは、相談窓口に連絡して法律に詳しい人に被害が適応できるか相談することはできます。

相談や被害の段階によって全く相談に応じてもらえないことが多いのがガスライディング被害者の特徴です。

しかし全く効果がないわけではなく、あきらめずに交渉と相談を繰り返し少しずつ情報をもらって対応していくことで改善する場合もあります。

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